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総政での語学と留学

総合政策学部でドイツ語を学んできた学生の記事が『草のみどり』で紹介されましたので、以下転載いたします。





高校と大学の最たる違いは「学びに対する姿勢」だと思います。高校までは学ぶべきトピックが提示され、受動的でした。対して大学は「自身が学びたいことを学ぶ」場で、能動性が求められます。私の大学での目的は「移民問題」および「多文化共生」に取り組むことです。私の暮らす地域には外国人が多く、度々彼らに対するヘイトを見聞きしてきた経験から、外見や言語、文化、価値観の違いを超えて人々が共生できる社会を創りたいと思ったことがきっかけです。そこで移民大国ドイツに目を向け、中でも特に移民が多い国際都市ベルリンが日本のロールモデルになると考え、2021 年秋から1 年間ベルリン自由大学に交換留学することを決めました。


留学を希望するにあたり、まず立ちはだかるのが言語の壁です。その点、総合政策学部での語学教育は手厚い印象があります。語学クラスは徹底した少人数制で、学生一人ひとりに目が行き届いていました。またTOEIC や独検(ドイツ語検定)など語学検定の受験料に対して補助があります。私はこの制度を利用しながら定期的に受験することで自身の成長度を測

り、モチベーション維持の一助にしていました。リスニングとスピーキングにおいては、場数を踏むことが最適解だと考え、ボランティア研修を履修し、ドイツとアイスランドでワー

クキャンプに参加しました。ボランティア活動に従事しながら、多国籍な参加者との英会話を通じて語学力を磨けました。


留学する予定がなくとも語学に傾注するメリットはあります。例えば英語が使えるようになれば、英語で書かれた論文も読めるようになり、アクセスできる情報量が格段に増えますし、多様な国籍の友人ができて視野を広げることにつながるかもしれません。

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